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P-助のなんとなくblog

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あくまでなんとなく

信じたくない境界線。

・・・

メティちゃんのライブの翌日・・・

最後まで連絡が取れなくて、
メッチャ心配した親友と再会して、
あのピアノの所に連れて行って貰う事になりました。

約束の時間まで少し時間があったので、

『被災地の現状をこの目で見てみたいんだ』

そんなP-助のお願いに、本当に苦しい思いをした親友は、きっと辛かっただろう、、、ゴメンね。
津波が押し寄せた所まで連れていってくれました。

3ヶ月がたちました・・・

沢山の報道・・・

沢山の写真・・・

いろいろ見て、ショックを受けてきたP-助・・・

目の前に広がる信じがたい光景は、

見た者にしかわからない。

そこで体験した人にしか本当の怖さ、悲惨さはわからない。



写真が大好きで、特に旅が大好きなP-助ですが、

親友の話を聞いて、全くシャッターを押すことが出来ません。

観光気分で被災地を訪れる人が後を絶たないと、地元の人が怒っているという話を聞きました。

打ち上げられた船の前でピースして写真を撮る人達がいる・・・

すかさず自分の気持ちに問いかけます・・・

『お前はどうなんだ・・・・・』

『被災地を見たい=観光気分ではなかったのか?』

本当にゴメンなさい。被災地に行っても何のお役にも立たないんです。

でも、自分のこの目で見たかった、感じたかった事だけは確かです。

そして、

出来る事なら

みんなにも見てほしいです。

本当に数枚だけ自分の衰えた記憶媒体の為にシャッターを切りました。





そんな私の脳裏に焼き付いた、

飛び出したマンホール・・・

道路脇に山と積まれた壊れた車・・・

1階部分が壊滅しているお店・・・

かろうじてそこに建物があった事がわかる家のかけら・・・

酷すぎる・・・

親友は言います。

『これでも信じられないくらい綺麗になってるんだよ!』

そして、

『あんなにひどかったここのお店が営業してるなんて奇跡!!!』

被災した人の本当の言葉です。


道路脇に無造作にある漁船・・・

そして瓦礫を撤去するトラックが行き交う一本道・・・

『ここには震災前は家があって沢山の人が生活していたんだよ』

基礎だけ残った家たち・・・

自分の目の前に砂に埋もれた三輪車が転がっているんです。

そこに生活の痕跡だけは感じる事が出来ます。

何故か鳥居と祠だけが残っている光景・・・

瓦礫を積み砂埃を上げて走るトラック・・・

そして、

驚いた事に、

とある堺を超えると、いきなり日常になります・・・

はっきりとわかる境界線・・・

ここまで津波がきて、ここからは津波が来ていない。

素人の私でもなんとなくわかります。

・・・

不思議です。

これと同じ恐怖を、

阪神淡路大震災の長田区に行った時に激しく感じた事を鮮明に思い出しました。

このブログでも書きました。

新しい建物の街と古い建物の街・・・

道路を堺に右と左で町並みが全く違う・・・

ここからこっちは火事で焼けたんだ・・・



そんな信じたくない境界線が私たちの生活にはあるのか?

答えは出る訳もありません。

そして今、私に何が出来るのだろう・・・

・・・

今は、

ただただ手をあわせる事しかできませんでした。


この場所で、悲しくも犠牲となってしまった多くの方のご冥福を心よりお祈り申し上げます

そして、

生きていてくれて本当にありがとう
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by pf-key-kago | 2011-06-18 00:26 | おやじの独り言