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P-助のなんとなくblog

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あくまでなんとなく

絶体絶命・・・

どもです<(_ _;)>

人生とは絶体絶命の連続だと思います。

ですが、今回ばかりは時間的にも本当に究極の絶体絶命でした。。
乗り切れたからこそ、今こうしてブログに書く事が出来ます。
もし、乗り切れなかったらと考えただけで本当に背筋が凍ります。

****************************

事の発端は23日の事でした・・・
とある現場の休憩時間、間近に迫った超難曲の練習をしなくちゃと一人鍵盤に向かい練習をしていたとき、
右手首に違和感を憶えたのです。
そう、なんとなく関節がゆっくりとはずれたような、そんな違和感です。
ですが、ピアノは弾けます。
しばらくすると、「なんかおかしい・・・」
手首を回したり、振ったり、さすったり・・・
段々とその違和感は激痛へと変わっていきます・・・
30分程たつと既に鍵盤を弾く事さえ出来ないほどの激痛になってきました。
「これはヤバイ!!!、脱臼か?」
ピアノ弾いていて脱臼なんて聞いたことありません。
ですが私の右手首は明らかに異常です。
すぐさま現場に許可を得て近所の病院へと駆け込みました。

都内の大きな病院に駆け込みました。が、すでに初診の受付診察は終わっていました。
受付の方に「大変なんです。痛いんです」と訴え、受付の方が何度も整形外科の担当者に
電話してくれて、急患扱いで診ていただける事になりました。

とりあえずレントゲン・・・

しばらく待って診察・・・

診ていただいた先生の所見は、
『骨には異常ありませんね、綺麗ですよ!関節もはずれたような痕跡はありませんね・・・』
…Σ( ̄□ ̄;)
ってかメチャ痛いんですけど!!!
『おそらく筋肉と骨を繋いでいる腱を痛めたのでしょう。3週間もすれば痛みはとれますよ』
P-助まぢ絶叫!!!
「明後日大切な本番があり、鍵盤を弾かなくちゃいけないんです。何とかなりませんか?」
先生が苦笑いしながら・・・
『こういった損傷は翌日や翌々日の方が酷く痛むモノです。恐らく痛くて弾けないと思いますよ』

・・・

絶句・・・

『じゃ湿布出しときますね!』

それくらいしか処置がないのはわかりますが・・・・

湿布を貰って、その場で右手首に貼り付けて現場に戻ります。
とりあえずその日はそんなに演奏する仕事ではなかったので帰ります。
一緒にいたミュージシャン仲間みんなが心配してくれて、色々な情報を教えてくれました。
『某ベーシストは本番前の日に手が動かなくなって針に行ったら何とか動いたって言ってたよ』
『手が痺れた時にお世話になった鍼灸院を紹介しようか?』
ありがたい情報です。すぐさま鍼灸院の予約をとりました・・・

自宅に戻り、恐る恐るピアノを弾いてみました。
゛(ノ><)ノ
「痛てぇぇぇぇぇぇ」
本当に大切な曲を弾いてみますが、イントロさえ痛くて弾けません。
こんな激しい痛みは、スキーで靱帯を切ったとき以来かもしれません。

これは・・・
大変な事になった・・・
・・.( ▽|||)・・.

何でこんな事になったんだ!!!
自分のばからしさに涙が出ます。

ですが、

明後日のステージを楽しみにしているみんながいます。
そのステージを一生懸命作ってくれる沢山のスタッフがいます。
何よりもそのステージに命をかけている素敵な看板とメンバーがいます。

覚悟を決めるしかありません。

手がなくなった訳じゃ無い!骨が折れている訳でもない!!ましてや弾けない訳じゃ無い!!!
出来るだけの手を打って、絶対に乗り切ってやる!!!

・・・

翌日24日、P-助がいつもお世話になっている整形外科に朝一番で飛び込みました。

またもやレントゲン・・・

所見的には筋肉の損傷、もしくは軟骨が痛んでるかもとのこと。
が、先生は私がどんな仕事をしているか知っています。
『演奏の直前に来てくれれば他の処置もあるかもしれないけど、さすがに翌日の神戸では・・・』
本当に一生懸命考えてくれて、とりあえず手首を固定して出来るだけ休ませる事と、
痛み止めの注射を静脈に注射して、本番前用の座薬と痛み止めを処方してくれました。
最後に『がんばってきて下さい!』
本当にありがたかったです。

痛み止めの注射が効いてきて、手首の違和感はありましたがだいぶ楽になりました。
痛みが和らぐだけでこんなに気分が楽になるなんて・・・

旅の準備をして、紹介して貰ってすぐさま予約した鍼灸院へ・・・
西洋医学から東洋医学まで!!!
もう藁をもつかむ思いです。

『翌日ライブ!!!』
その鍼灸院の先生も私の訴えを聞いてビックリ!
『出来る限りやってみます』
人生初の針体験でしたが、見事に私の悪いところを当てていくのでちょっとビックリ!
痛む右手首を集中的に診て貰いましたが、
『これはそうとう疲労がたまってる、使いすぎです』
ってか先生、使わないと仕事にならないんですが!!!
『うーん小指の筋肉が異常に発達しているのはピアノ弾いてるからだね!』
そんな話、どーでも良いんですが!!!
『これでどう?』
手首を動かすと明らかに楽になっていてビックリ!!!
先生が言うには疲労がたまって音を上げたことは間違いないとのこと。
『明日がんばってきて下さい』
初対面なのに本当にありがたかったです。

・・・

不安を抱えたまま一人新幹線に乗りました。

ちょっと楽になった右手首を見つめ・・・

「ゴメンな・・・」

・・・

数時間後、神戸に到着し、ホテルの部屋に入りました。
深夜、さっきまでちょっと楽だった右手首は、痛み止めや針の効果が薄れてきたのか、
ちょっと動かすと痛みが走るようになってきました。
不安と痛みで全く眠ることが出来なくなりました。
すると行きつけの整形外科の先生の言葉が蘇ってきました。
『・・・本番前に来てくれれば打つ手はあるんだが・・・』
よく野球選手とかが痛み止めを注射して試合に臨んだとか聞いたことがあります。
不幸中の幸い、明日は土曜日。
「もう一度痛み止めの注射を打ってもらおう・・・」
ネットで調べて、ホテルのそばの整形外科を探します。
朝出来るだけ早く診察開始する整形外科・・・
会場かホテルの近く、そして信頼できそうな病院・・・
何時間もネットで検索しました。
とある病院で覚悟を決めました。

25日・・・
本当にウトウトとしかできませんでした。
朝6時過ぎ、本番前に痛み止めを飲む為に我慢していた為、既に痛みは尋常ではなく、
いてもたってもいられずP-助は支度を整え部屋を出て病院へと向かいました。
受け付け開始は8時45分・・・
8時には病院に着きました。
警備員の方が、
『この札を持っていて下さい。受付開始後順番にお呼びします!』
って貰った札の番号が4番!!!
…Σ( ̄□ ̄;)
ふ、不吉な・・・・

待合室で診察開始を待ちます。
時間つぶしで何気に見てしまった携帯の星占い、
蟹座は12位・・・・・・・・・
・・.( ▽|||)・・.

痛む右手・・・

もう悪いことしか頭に浮かびません・・・・

8時45分受付開始・・・
『4番の方!!!』
野球選手なら良かったのに・・・
なんて思いながら手続きをして診察を待ちます。

9時過ぎても診察が始まりません。

もうあんまり時間がありません・・・

9時10分頃、

『P-助さん!』

「はいっ」

診察室3に飛び込みました。

当たり前ですが、メッチャ関西弁の先生に全てお話しして、
「注射を打って下さい!」
とお願いしました。
『いくら何でも話だけ聞いて注射は打てへん!悪いけどレントゲン撮らせて・・・それからな・・・』
3日で3回もレントゲン撮るとは思いませんでした。

レントゲンが終わり診察室に呼ばれたP-助・・・

『これ痛い?』
先生はP-助の手首を色々な方向に曲げます。
「痛くありません。」
『これは?』
「痛ってぇぇぇぇ」
P-助の手首をいろいろいじくった先生の所見は・・・
『これはなぁ、精密検査せなわからへんけど、おそらく腱とか筋肉ではなく軟骨の損傷、要するに軟骨の骨折みたいなもんや・・・』
「絶句・・・・」
『プロなの?』
頭が真っ白なP-助は、
「見ていただいた先生達みんな一生懸命見てくれました!」
先生大爆笑!!!
『ちゃうがな、あんたがプロなんかどうか聞いとるねん・・・』
「一応・・・(大恥)」
『効き目があるかどうかはわからへんで!せやけど注射うつか?』
それを望んでP-助ここに来たんです。
「お・お願いします」

・・・

看護婦さんに指示を出し、薬が入った注射器が用意されました。
『ちょいチクってするでぇ』
今度は右手首に直接注射するみたいです。
さすがに見ていられません。
目を背けた瞬間、P-助の右手首にちくりと注射針が差し込まれました。
『薬入れるで』
血管に注射するのとは違う、明らかに何かが自分の身体に入ってくる感覚。
『はい終わり・・・』

すぐさま、P-助の右手首を持って動かす先生・・・
『これ痛いか?』

・・・

・・・

・・・

痛くない・・・

さっきまでの痛みがウソのように痛くないんです。

・・・

こ・これは・・・・・

あまりの激変と、今までの不安が吹っ飛ぶ痛みのなさに、全身が震えました。

麻酔薬とステロイドを注射したと先生はおっしゃいました。
麻酔は効果が短いので、数時間で切れる為、本番前に前の病院で頂いた痛み止めを必ず使う事。
その後ステロイドが効いてきて痛みは少し和らぐでしょうとの事。
東京にもどったら、もう一度きちんと見てもらう事。
そしてなにより、最後に一言・・・
『よかったな、ほな、ライブ頑張ってな!』

「ありが・・・・」
思わず涙が溢れてしまい、これ以上言葉が出なくなってしまいました。
深々と頭を下げて診察室を出ます。
「失礼しま・・・」
全く声になりません。

会計を待つ控え室で、さっきまで痛くて動かなかった右手首を動かします。
2日間も動かさなかった為、動きは鈍いですが、思い通りに動くことがこんなにうれしいなんて・・・

これならいけるかも・・・
いまだ不安一杯ですが本当に希望の光が見えました。

あぁ、本当にありがとうございます。
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神戸市内の病院の片隅で、
自分の失態に全力で関わってくれた全ての先生に感謝し、
一人涙し、

何があっても、どんなに痛くても今日のLiveは弾きたおす!!!

と、心に誓ったP-助です。
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by pf-key-kago | 2011-06-27 00:50 | な、泣けるぜ〜(;>_<;) | Comments(18)
Commented by tonko at 2011-06-27 01:08 x
P-助さん・・・><。
本当に本当に大変だったんですね。
読んでて、あまりにも痛々しくて涙が。。。
お大事になさってください。
それしか言えませんが、どうぞご自愛くださいませ。
Commented at 2011-06-27 01:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ジロー at 2011-06-27 01:28 x
うわぁ~(*_*; 今も痛いですか?
最終的には、軟骨の損傷だったのでしょうか?
何はともあれ、少しでも手首を休める事をお勧めします。
ご自愛下さい<m(__)m>
Commented by 海底人 at 2011-06-27 04:27 x
大丈夫でしょうか。
心中お察しいたします。
痛みの先輩として・・・
いろいろな痛みから
学んだことは、
出来る場合と
出来ない場合が、
歴然とあります。
お大事にしてください。
レントゲン写真は
個人のもの、
わかっている医者は
本人に渡してくれます。
今はデジタルなので
昔より渡してくれるのでは
ないかと思います。
手だけですから
被曝量もたいした
ことはないと思いますが、
撮らなくてもいいものは・・・
Commented by 美保 at 2011-06-27 06:43 x
そんな事があったんですね…本当にお疲れ様でした…
にしても
一時的にしても痛み無くなるのがビックリ!!
でまたP-さん夢中で演奏したんでしょうね~(^-^)
また痛めちゃう…
プロの方々は、いかにこれと付き合っていくかですね~☆

あの…今度小指の発達した筋肉見せてください☆

お医者さんも応援してくれる人ばかりで良かったです(^-^)v
Commented at 2011-06-27 08:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-06-27 14:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ともや at 2011-06-27 16:21 x
P-すけさんの ピアノをきけなくなるのは かなしいので、ぼくのてと こうかんしてください。
ぼくは まだ P-すけさんみたいに はやく ひけないので、けがをした てでいいので こうかんしてください。
ぼくも かなしくなりました。
Commented at 2011-06-27 16:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:16
tonkoさん

ありがとう!
おかげさまで乗り切ることが出来ました\(^^@)
本当に何が起こるかわかりません。
もうちょっと大事に使わなくてはと思っています。
♪(o ̄∇ ̄)/
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:18
・・・さん

コメントありがとうございます。
鍵盤弾くのなら、もっと大事にしなくてはいけなかったと、反省しております。

その後順調です。\(o゜▽゜)/
ありがとうございます。
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:24
ジローさん

今はよっぽど変な方向に力を入れなければ全く痛くないです。
医学って凄いですね!
今は出来るだけ休ませていますが、休ませすぎると動かなくなっちゃうので、バランスを見て使う様にしています。ありがとう<(_ _;)>
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:29
海底人さん

大丈夫です!
ビビりましたが、本当に皆様のおかげで乗り越えることが出来ました。
確かに、もし骨が折れていたら・・・
腱が切れていたら・・・
考えると恐ろしいです。
不幸中の幸いとは、この事を言うんでしょうね。
私もちょっと思ったのですが、何せほぼ全ての病院を飛び込みで受診してしまった為、このような事態に・・・
いただけるんですね。今後活かしていきたいと思います。
ありがとうございます<(_ _;)>
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:33
美保さん

本当にビックリでした。
詳しくはわかりませんが、手術とかに使う麻酔を打ってくれたんだと思います。

痛みはなくなっても炎症が治まった訳ではないので、本当にきをつけなくてはいけませんね!

良くおわかりで・・・
夢中でした・・・<(_ _;)>

小指の筋肉見ても何も面白くありませんが・・・

ホント先生の言葉には泣かされました。
ありがたい事です<(_ _;)>
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:37
・・・さん

コメントありがとうございます。
そんな、気にしないで下さい!!!
私にとってはとっても励みになりました。
長文でしたが、自分への戒めと、職業柄、左手だけでも意外と入力出来るんですよ(笑)
本当にありがとう。無事ですのでご心配なく\(^^@)
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:44
・・・さん

コメントありがとうございます。
プロは怪我してはダメなんです。
ましてや今回の様な失態は恥ずべきです。

ですが、そう言っていただけて嬉しいです。
予期せぬ出来事にどうやって対処するのか、お話を読んで
本当に周りの協力がなければ対処出来ないんだなって痛感しました。(´_`ヽ)
ありがとうございます。大事にします\(^^@)
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:51
ともやくん

ありがとう。
ほんとうにありがとう。
わたしのてはげんきだよ。
こうかんはできないけど、ともやくんの、そのやさしいきもちで、わたしのてはものすごくげんきになったよ!
ありがとうね<(_ _;)>
ぼくは、かなしくなんてなかったんだよ!
ぼくは、うれしかったんだよ!!!
だって、おもいっきりピアノをひけるんだもの♪
だから、かなしまないで!
よろこんでほしいな(*´∀`*)
Commented by pf-key-kago at 2011-06-29 00:59
・・・さん

コメントありがとうございます。
本当に職業病って何なんだろう???って思います。
これを乗り越えなければその仕事をする資格無し!みたいに神様が突然試験をおこなうような・・・そんな不思議な感覚があります。

ありがとうございます。今、痛みはウソのように楽です。
ステロイドという薬、本当に両刃の剣のようです。
逆に痛みがないのが恐ろしく感じるくらいです。
完治した訳ではないので、気をつけていきたいと思います。

まだまだ続く本番、楽しく演奏できるように頑張ります!!!
本当にありがとうございます。