プロジェクトP・・・まさかの死闘編
とても大きな不安要素が持ち上がっていました。
そ・それは・・・・
いや~な予感がして携帯で確認した
天気!
・・・
なんという事でしょう。
明日の愛媛県南予地方の天気は・・・
雨!
降水確率100%・・・
(@_@)
午後からは曇り、降水確率80%との予報ですが、
午後には佐田岬を出発しないと、帰りの飛行機に間に合わなくなっちゃいます。
だ・大丈夫かなぁ・・・
旅日記を書きながら、気が気じゃないP-助・・・
さて、時計の針がてっぺんになり、酔っぱらいのおじさんに“変身完了!”していたP-助、
そろそろ寝るか・・・
布団に潜り込みます。
o(__*)。。ooOZZZ
うつらうつらと目が覚めてきて・・・
もの凄い風の音と雨の音が耳に飛び込んできました。
時計を見るとまだ3時過ぎ・・・
窓の外を見てみると、
暴風雨!
(×_×)
「これは、ダメかもしれない」
悲しくなって眠れなくなってしまいました・・・・
雨風の音はどんどん強くなってきます。
ドキドキが収まることはなかったんですが、疲れきっていたP-助、気が付くと深い眠りに落ちていました・・・
o(__*)。。ooOZZZ
・・・
朝ご飯のお知らせ電話で目が覚めたP-助。
何よりも先に、窓の外を確認すると・・・
暴風雨!
(T_T)
食事が終わって、女将さんが、
『天気が悪いねぇ~』と心配そうに話しかけてくれました。
お会計を済ませ、諦めきれないP-助は、もうしばらく様子を見てみることにしました。
『チェックアウト時間後も、ゆっくりしてていいよ!』と本当に優しい女将さんが言ってくれました。
まもなく、時間はタイムリミット!
P-助は、
あとで、
「行っとけば良かった・・・」
と、
後悔だけは
したくない!
・・・
かなり無謀だとは思いましたが、この暴風雨の中、御籠島に行ってみることにしました。
女将さんが電話をかけてくれましたが、漁協の方が電話に出ません・・・
(+_+)
なんと電話帳で調べて、管理している人の自宅にまで電話をかけてくれました。
『どうやら仕事には出かけたようだよ!』と女将さん。
御籠島には人がいるかも・・・・・微かな希望が・・・
出発に際して、「あのぅ・・・」
本当に図々しいお願いでしたが、『良いですよ!』と、快く漁に使うカッパと長靴を貸してくれました。
もうP-助、感謝感謝であります。
さて、御籠島、再アタックです!
雨は幾分弱くなって来ましたが、何せ風が台風並の強風!
誰もいない駐車場に着いて、カッパと長靴を着込みます!
駐車場の公衆便所の鏡を使って、
行ってきます!
・・・
もの凄い嵐の中、昨日歩いた道を進みます。
強風が恐ろしい歌を歌ってます。
ですが、周りの木々がP-助を守ってくれていて、
思ったほど強風の影響はなかったんですが、
昨日のあの、灯台の手前・・・
太平洋と瀬戸内海が数百メートルまで接近していた場所・・・
ここだけ風を遮ってくれるモノがなにも無いんです。
どりゃ~~~~~~~~
「と・飛ばされる!!!」
あまりの強風で立つことも、先に進むことも出来ません。
地面に這いつくばって・・・
まさに、
匍匐前進!
なんとか難所を乗り越え、遂に灯台の麓に到着!
すぐさま進路を右に・・・
御籠島へ!
漁協の方はいるのでしょうか?
もの凄い風と波です!!!
入口に着くと!!!
なんと!
昨日は固く閉ざされていた、
南京錠が開いてます!
昨日女将さんが電話してくれたおかげで、いけすを管理する漁協の方が気を利かせて開けておいてくれたに違いありません。
「すみませ~ん!!!」と叫びますが、もちろん打てど響かず・・・。
風はうなりを上げ、波しぶきも大爆発の様相!!!
一応しばらく待ってみましたが、
意を決したP-助、重たい扉を持ち上げて中へと入りました。
「失礼します!」
中に入りました。
が、あまりの強風で、本当に立っていることが出来ません。
何とか佐田岬灯台下のいけすの端にたどり着いて・・・
「よし!」
またもやうずくまり、御籠島をめざし匍匐前進でいけすを渡ります!!!
ものすごい波しぶきを浴びて、全身海水だらけです!
強風と波しぶきに耐えながら進むP-助、
「なんで、こんな事に命がけで挑んでるんだろう・・・」
もはや笑いが込み上げてきます。
そして、
ついに、
2010年3月9日11時38分
P-助こと籠島裕昌、御籠島・・・
上陸!
「やった・・・」
(T^T)
まさに壮絶!!!
P-助一人で勝手に男泣き・・・
ついに念願叶って御籠島に上陸できました。
嵐の御籠島。
岩陰で波しぶきと風を避けないといられません。
あそこに見える作業小屋に漁協の方がいるかもしれない・・・
なんとか作業小屋にたどり着き、小屋を背にして・・・
何てことない本当に小さい島ですね。
建物をつたって漁師さんの作業小屋内へ・・・
「すみませ~ん」
・・・やはり誰もいませんでした・・・
やはりお気持ちだけで鍵を開けておいてくれたんですね・・・
(T^T)
「どこの馬の骨ともわからぬP-助の為に、本当にありがとうございました」
作業小屋の窓から佐田岬を見ると・・・
もの凄い波しぶき!!!
この波しぶきの上がり方で、
風の強さが伝わるでしょうか?
小屋の影から風の合間をぬって、P-助、御籠島に寝っ転がりました。
『夢は必ず叶う♪♪』
この言葉が胸にこみ上げてきました。
すぐさま小屋の影に戻って、
P-助が張り付いていたところです。
本当に名残惜しいですが、P-助に残された時間はあまりありません。
記念に御籠島の石を持ち帰ることにしました。
元来た道を戻らないと帰れません・・・
飛ばされたら最後です・・・
気をつけて行こう!!!
また、いけすのヘリに捉まって佐田岬側に渡ります!
なんとか無事に渡りきりました。
↓このコンクリートの壁がなければ上陸は不可能でしたね。
御籠島・・・ものすごい力を頂きました。
ほんとうにありがとう!
また、来ます!!!
足取りは軽やかに駐車場を目指します!
さて、またもや難所、風をよける所がないあの難所・・・
「こなくそぉ~」
パワーをもらったP-助、地面にへばりついて無事通過!!!
ファーストコンタクトの現場で!
「バイバ~イ」
御籠島に飛び上がって手を振るP-助!!!
全身『シオシオのパ~』になったP-助、無事に駐車場にたどり着きました。
よかった!
(´。`)
・・・
民宿に戻り、女将さんに
「本当にありがとうございました!」
カッパと長靴をお返ししました。
『よかったね!』
と本当に笑顔で喜んでくれました。
この女将さんに出会わなければ、御籠島上陸は叶いませんでした。
本当にどれだけ感謝しても感謝しきれません。
「本当にお世話になりました。
ありがとうございました」
女将さん、鍵を開けてくれた漁師さん・・・
素敵な人達の心のあたたかさに、
ほっこり!
さぁ急いで帰らなくては!
『帰るところがあるから、旅は楽しい!!!』
みたいなことを、誰かが言っていた気がします。
レンタカーのエンジンをかけて、
「出発!」
\(^^@)
一路自宅をめざすP-助です!
つづく・・・
そ・それは・・・・
いや~な予感がして携帯で確認した
天気!
・・・
なんという事でしょう。
明日の愛媛県南予地方の天気は・・・
雨!
降水確率100%・・・
(@_@)
午後からは曇り、降水確率80%との予報ですが、
午後には佐田岬を出発しないと、帰りの飛行機に間に合わなくなっちゃいます。
だ・大丈夫かなぁ・・・
旅日記を書きながら、気が気じゃないP-助・・・
さて、時計の針がてっぺんになり、酔っぱらいのおじさんに“変身完了!”していたP-助、
そろそろ寝るか・・・
布団に潜り込みます。
o(__*)。。ooOZZZ
うつらうつらと目が覚めてきて・・・
もの凄い風の音と雨の音が耳に飛び込んできました。
時計を見るとまだ3時過ぎ・・・
窓の外を見てみると、
暴風雨!
(×_×)
「これは、ダメかもしれない」
悲しくなって眠れなくなってしまいました・・・・
雨風の音はどんどん強くなってきます。
ドキドキが収まることはなかったんですが、疲れきっていたP-助、気が付くと深い眠りに落ちていました・・・
o(__*)。。ooOZZZ
・・・
朝ご飯のお知らせ電話で目が覚めたP-助。
何よりも先に、窓の外を確認すると・・・
暴風雨!
(T_T)
食事が終わって、女将さんが、
『天気が悪いねぇ~』と心配そうに話しかけてくれました。
お会計を済ませ、諦めきれないP-助は、もうしばらく様子を見てみることにしました。
『チェックアウト時間後も、ゆっくりしてていいよ!』と本当に優しい女将さんが言ってくれました。
まもなく、時間はタイムリミット!
P-助は、
あとで、
「行っとけば良かった・・・」
と、
後悔だけは
したくない!
・・・
かなり無謀だとは思いましたが、この暴風雨の中、御籠島に行ってみることにしました。
女将さんが電話をかけてくれましたが、漁協の方が電話に出ません・・・
(+_+)
なんと電話帳で調べて、管理している人の自宅にまで電話をかけてくれました。
『どうやら仕事には出かけたようだよ!』と女将さん。
御籠島には人がいるかも・・・・・微かな希望が・・・
出発に際して、「あのぅ・・・」
本当に図々しいお願いでしたが、『良いですよ!』と、快く漁に使うカッパと長靴を貸してくれました。
もうP-助、感謝感謝であります。
さて、御籠島、再アタックです!
雨は幾分弱くなって来ましたが、何せ風が台風並の強風!
誰もいない駐車場に着いて、カッパと長靴を着込みます!
駐車場の公衆便所の鏡を使って、
行ってきます!
・・・
もの凄い嵐の中、昨日歩いた道を進みます。
強風が恐ろしい歌を歌ってます。
ですが、周りの木々がP-助を守ってくれていて、
思ったほど強風の影響はなかったんですが、
昨日のあの、灯台の手前・・・
太平洋と瀬戸内海が数百メートルまで接近していた場所・・・
ここだけ風を遮ってくれるモノがなにも無いんです。
どりゃ~~~~~~~~
「と・飛ばされる!!!」
あまりの強風で立つことも、先に進むことも出来ません。
地面に這いつくばって・・・
まさに、
匍匐前進!
なんとか難所を乗り越え、遂に灯台の麓に到着!
すぐさま進路を右に・・・
御籠島へ!
漁協の方はいるのでしょうか?
もの凄い風と波です!!!
入口に着くと!!!
なんと!
昨日は固く閉ざされていた、
南京錠が開いてます!
昨日女将さんが電話してくれたおかげで、いけすを管理する漁協の方が気を利かせて開けておいてくれたに違いありません。
「すみませ~ん!!!」と叫びますが、もちろん打てど響かず・・・。
風はうなりを上げ、波しぶきも大爆発の様相!!!
一応しばらく待ってみましたが、
意を決したP-助、重たい扉を持ち上げて中へと入りました。
「失礼します!」
中に入りました。
が、あまりの強風で、本当に立っていることが出来ません。
何とか佐田岬灯台下のいけすの端にたどり着いて・・・
「よし!」
またもやうずくまり、御籠島をめざし匍匐前進でいけすを渡ります!!!
ものすごい波しぶきを浴びて、全身海水だらけです!
強風と波しぶきに耐えながら進むP-助、
「なんで、こんな事に命がけで挑んでるんだろう・・・」
もはや笑いが込み上げてきます。
そして、
ついに、
2010年3月9日11時38分
P-助こと籠島裕昌、御籠島・・・
上陸!
「やった・・・」
(T^T)
まさに壮絶!!!
P-助一人で勝手に男泣き・・・
ついに念願叶って御籠島に上陸できました。
嵐の御籠島。
岩陰で波しぶきと風を避けないといられません。
あそこに見える作業小屋に漁協の方がいるかもしれない・・・
なんとか作業小屋にたどり着き、小屋を背にして・・・
何てことない本当に小さい島ですね。
建物をつたって漁師さんの作業小屋内へ・・・
「すみませ~ん」
・・・やはり誰もいませんでした・・・
やはりお気持ちだけで鍵を開けておいてくれたんですね・・・
(T^T)
「どこの馬の骨ともわからぬP-助の為に、本当にありがとうございました」
作業小屋の窓から佐田岬を見ると・・・
もの凄い波しぶき!!!
この波しぶきの上がり方で、
風の強さが伝わるでしょうか?
小屋の影から風の合間をぬって、P-助、御籠島に寝っ転がりました。
『夢は必ず叶う♪♪』
この言葉が胸にこみ上げてきました。
すぐさま小屋の影に戻って、
P-助が張り付いていたところです。
本当に名残惜しいですが、P-助に残された時間はあまりありません。
記念に御籠島の石を持ち帰ることにしました。
元来た道を戻らないと帰れません・・・
飛ばされたら最後です・・・
気をつけて行こう!!!
また、いけすのヘリに捉まって佐田岬側に渡ります!
なんとか無事に渡りきりました。
↓このコンクリートの壁がなければ上陸は不可能でしたね。
御籠島・・・ものすごい力を頂きました。
ほんとうにありがとう!
また、来ます!!!
足取りは軽やかに駐車場を目指します!
さて、またもや難所、風をよける所がないあの難所・・・
「こなくそぉ~」
パワーをもらったP-助、地面にへばりついて無事通過!!!
ファーストコンタクトの現場で!
「バイバ~イ」
御籠島に飛び上がって手を振るP-助!!!
全身『シオシオのパ~』になったP-助、無事に駐車場にたどり着きました。
よかった!
(´。`)
・・・
民宿に戻り、女将さんに
「本当にありがとうございました!」
カッパと長靴をお返ししました。
『よかったね!』
と本当に笑顔で喜んでくれました。
この女将さんに出会わなければ、御籠島上陸は叶いませんでした。
本当にどれだけ感謝しても感謝しきれません。
「本当にお世話になりました。
ありがとうございました」
女将さん、鍵を開けてくれた漁師さん・・・
素敵な人達の心のあたたかさに、
ほっこり!
さぁ急いで帰らなくては!
『帰るところがあるから、旅は楽しい!!!』
みたいなことを、誰かが言っていた気がします。
レンタカーのエンジンをかけて、
「出発!」
\(^^@)
一路自宅をめざすP-助です!
つづく・・・
by pf-key-kago
| 2010-03-14 23:56
| 旅